台湾旅行の意外なデメリットとは

手軽に行ける海外旅行として人気な台湾。もちろん、行先として台湾を選ぶメリットは多分にあるのですが、見落としがちなデメリットがいくつかあるのもたしかです。というわけで、今回は留意しておくべき点についてご紹介していきます。

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言われているほど日本語が通じるわけではない

特に夜市では…

台湾は親日的な国として知られており、日本語が通じる場所が多いと期待されがちです。しかし、実際には日本語が話せる人や場所は一部に限られています。観光地や大型ホテル、主要なショッピングモールでは、日本語が理解できるスタッフに出会うことがありますが、ローカルなレストランや夜市、地方都市では日本語はほとんど通じません。

特に、台北以外の地方に足を運ぶと、言語の壁を感じる場面が増えるでしょう。公共交通機関や店舗の案内表示は基本的に中国語と英語で、日本語対応がないことが多いです。中国語ができなくても観光はできますが、日本語が通じるという情報に頼りすぎると、現地で困ることもあるため、簡単な英語や翻訳アプリなど、あらかじめコミュニケーション手段を準備しておくと安心して旅行を楽しめます。

トイレは“原則”は流せないところが多い

台湾では、多くのトイレでトイレットペーパーを流さず、備え付けのゴミ箱に捨てるように案内されています。これは、台湾の下水道システムが日本のように強固ではなく、紙を流すと詰まりやすいからです。特に、古い建物や地方のトイレではこのルールが一般的で、観光客にとっては驚くことかもしれません。

ホテルや一部の新しい施設では、トイレットペーパーを流せるところもありますが、基本的にはゴミ箱を利用するように指示がある場合がほとんどなんですね。

雨が多く、蒸し暑い日が多い

台湾は日本に比べて雨が多く、特に5月から6月にかけては梅雨の影響で連日雨が続くことがあります。観光を楽しもうと思っても、急な雨に見舞われて計画が崩れることがあるため、旅行中の天候には注意が必要です。また、台湾の気候は亜熱帯に位置するため、湿度が高く、特に夏場は蒸し暑さが日本以上に厳しいと感じるかもしれません。

このため、雨具や軽装、通気性の良い服装を持参することが重要です。特に6月から9月にかけては気温が30度を超えることが多く、年によっては「年末でさえ暖かい」というときも…。冬だとしても、一枚脱げば軽装になれるような服を持ち込む方が良いかもしれません。

また、観光地によっては屋外での移動が多くなるため、雨対策として折りたたみ傘やレインコートを持ち歩くことをおすすめします。気候に適応する準備をしておくことで、快適に旅行を楽しむことができるでしょう。

11月でも蒸し暑い日がある台南

「八角」が口に合わない場合は…

台湾料理は多彩で美味しいものが多いですが、特に「八角」という香辛料が使われることが多く、これが苦手な人にとっては食事が楽しめない場合があります。八角はアニスに似た独特の甘い香りを持ち、台湾の煮込み料理や牛肉麺、ルーローハン(滷肉飯)など、さまざまなメニューに使われています。その香りが強く、初めて食べる人にはクセが強いと感じることが多いのです。

例えば、シンプルな小籠包や台湾風の焼きそば、オムレツなどは八角を使用しないことが多いでしょうか。ルーローハンは、私の実感では、八角入りとそうでないもの(あるいは薄いもの)で半々なイメージです。

とはいえ八角を避けて食を楽しむことも十分できますし、それほど心配することではないのですが、心配な場合は、無印良品でレトルト食品として売られているルーローハンなどの台湾料理を食べてみると、八角の風味が確認できるかと思います。

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