夏が終わり、台湾旅行には最適だとも思える9月という時期ですが、台風シーズンであることもあり、「大丈夫かな…」と心配する声もあるようです。今回は、そんな疑問にお答えしていきます。
そもそも台湾旅行は安全？
台湾旅行の安全性は非常に高いと言えます。
治安の面では、日本と同様に安心して旅行を楽しめる国の一つです。多くの観光客が訪れる台湾では、犯罪率が低く、特に都市部では防犯カメラや警備員の配置がしっかりしています。女性が一人で夜に外を歩いても、比較的安全だと感じる方も多いでしょう。
ただし、観光地や夜市など、混雑する場所ではスリや置き引きといった軽犯罪のリスクがあるため、多少の注意は必要です。特にカバンは常に自分の目が届く範囲に置き、貴重品の管理を徹底しましょう。
つまるところ、基本的には治安が高く、安心して旅行できる国だと考えて問題ありません。
台湾の9月の気候とは
9月の台湾は、夏から秋に移り変わる時期で、気温と湿度が高めです。特に北部の台北では、日中の気温が30度を超えることも多く、蒸し暑さを感じるでしょう。一方、朝晩は少し涼しくなるため、軽い羽織ものがあると便利です。
9月はまだ暑さが残っているため、服装は日本の夏と同様に、半袖や軽装が最適です。ただし、公共交通機関や商業施設内では冷房が強く効いていることが多いため、冷房対策として薄手のジャケットやカーディガンを持参することをおすすめします。
また、突然の雨に備える必要があります。9月の台湾では、夕立や短時間の激しい雨が発生しやすいので、折りたたみ傘やレインコートを持ち歩くと安心です。特に北部は降水量が多く、湿度も高いため、湿気に耐えられる素材の服を選ぶと快適に過ごせます。旅行中に天候が変わりやすいことを意識し、柔軟に対応できる服装やアイテムを用意することが重要です。
台風のリスクは…
9月の台湾旅行で気をつけたい最大のリスクは、台風です。この時期は台風シーズンの真っ只中にあり、特に日本からの旅行者にとっては、予想外の気象状況に備える必要があります。台風が発生すると、飛行機の欠航や遅延、交通機関の停止が起こる可能性が高く、旅行計画が狂うことも考えられます。
台湾は台風の影響を受けやすい地理的条件にあり、特に北部の台北やその周辺では、台風による強風や大雨が多いとされています。そのため、旅行前には台風情報をこまめにチェックし、旅行中も現地の天気予報を確認しておきたいところですね。やはり、台風が接近している場合は、屋内に留まるか、外出を避けるなど、安全を最優先にした行動をとりましょう。コンビニやスーパーで現地の食を買い込んで楽しむのも一つの手ではないでしょうか。
なお、台風が発生する可能性があることを考慮し、旅行保険への加入や、キャンセルや日程変更が容易な航空券やホテルを予約しておくと安心です。台風シーズンだからといって必ずしも旅行が不可能になるわけではありませんが、リスクを理解し、柔軟に対応できる準備をしておくことが、安全で快適な旅行を実現するための鍵となります。
