韓国留学の費用《半年・1年》総額と内訳を都市別に比較【2026年版】

韓国留学を考えているけれど、半年や1年でいくらくらいかかるのか、具体的な金額が知りたい方は多いはず。

そこで本稿では、語学堂(韓国の大学に併設された外国人向けの韓国語研修機関)も含めた学費から住居費、生活費、初期費用まで、大学公式の情報をもとに半年・1年の総額目安と内訳を整理しました。都市による差や、奨学金・アルバイトでどこまで賄えるかも解説します。

※為替レートは1ウォン=0.11円で計算(2026年3月時点の目安)

目次

半年と1年の総額目安

まず結論からいうと、半年で約875万~1,594万ウォン(約96万~175万円)、1年で約1,743万~3,175万ウォン(約192万~349万円)が学費と生活費の目安です。ただしこれに保証金や保険、航空券などが別途かかるため、実際に必要な現金はさらに増えますね。

語学堂に通う場合の費用

大学付属の語学堂は、1学期=10週間で編成されるのが一般的。つまり半年なら2学期、1年なら4学期分の学費を見ておく必要があります。

授業料は都市や大学で差があり、ソウルの有名校だと1学期180万~186万ウォン(約20万~20.5万円)、地方国立大なら140万ウォン(約15.4万円)前後が相場です。申請料(入学選考料)も別途5万~12万ウォン(約0.6万~1.3万円)かかるので、合わせて計算しておきましょう。

都市大学例授業料(10週)申請料
ソウル延世大学186万ウォン(約20.5万円)12万ウォン(約1.3万円)
ソウルソウル大学180万ウォン(約19.8万円)6万ウォン(約0.7万円)
釜山釜山大学140万ウォン(約15.4万円)
大邱慶北大学140万ウォン(約15.4万円)7万ウォン(約0.8万円)

つまり、半年(2学期)だと280万~372万ウォン(約31万~41万円)、1年(4学期)だと560万~744万ウォン(約62万~82万円)が学費の目安になります。

都市で変わる住居費

住居費は、総額を大きく左右する要素なんですよね。特にソウルと地方都市では月額も保証金も全然違います。

ソウルでオフキャンパス(ワンルーム等)に住む場合、大学公式の目安では家賃が月約71万ウォン(約7.8万円)、保証金が平均1,000万ウォン(約110万円)とされています。一方で地方都市や寮を選べば、月の負担はかなり抑えられます。

釜山の寮だと1学期125万~130万ウォン(約14万~14.3万円、食事込み)、大田の寮は1学期140万ウォン(約15.4万円、2人1室)といった例があり、月割りにすると15万~20万ウォン(約1.7万~2.2万円)程度。ソウルの家賃と比べると半額以下になるケースも多いわけです。

保証金は退去時に返ってきますが、渡航前に用意しなければならない現金として資金計画の大きなポイントになります。

初期費用で必要な現金

初期費用でまず確実にかかるのは、申請料と保証金、そして初月の家賃や寮費です。

たとえばソウルでワンルームを借りる場合、保証金1,000万ウォン(約110万円)+初月家賃71万ウォン(約7.8万円)+入学申請料で、入国前に約1,071万ウォン(約118万円)の現金が必要になります。地方の寮なら保証金はほぼ不要か少額で済むため、初期負担は大幅に減りますね。

また、大学によっては入学手続きで財政証明(最低1,600万ウォン・約176万円程度)を求められることもあるので、事前に確認しておきましょう。

月々の生活費の内訳

学費と住居費以外にも、毎月の出費は意外とかさみます。ここでは食費や交通費、保険、通信費の実態を見ていきます。

食費と交通費の実態

大学が示す生活費目安では、ソウルの場合外食ベースの食費が1日約2.4万ウォン(約2,600円)とされています。月にすると約72万ウォン(約7.9万円)ですが、自炊や学食を活用すればもっと抑えられるでしょう。

交通費は地下鉄やバスの利用頻度で変わりますが、月7万~11万ウォン(約0.8万~1.2万円)が目安。ソウルは公共交通が発達しているので、タクシーを使わなければ意外と安く済みます。

保険と通信費の考え方

留学生の保険は少しややこしくて、6か月を超える滞在だと国民健康保険(NHIS)への加入が必要になります。月の保険料は約7.7万ウォン(約8,500円)が目安です。

渡航直後は学校の団体保険や民間保険でカバーする設計もあるので、滞在期間に応じて使い分けるのが一般的ですね。

通信費は、携帯が月3万~11万ウォン(約3,300円~1.2万円)、インターネットが月2万~4万ウォン(約2,200円~4,400円)程度。プランによって幅があるので、自分の使い方に合わせて選びましょう。

節約できるポイント

生活費を抑えたいなら、まず住居選びが最重要。ソウルでも寮に入れれば家賃負担は減りますし、地方都市なら全体の費用が3割ほど下がることも……。

食費は自炊と学食を組み合わせれば、月5万ウォン(約5,500円)程度まで削減できます。娯楽費も、無料の観光スポットや学校イベントを活用すれば、月の出費を大幅に抑えられるはず。

足りない分の補い方

学費や生活費を全額自己負担するのは厳しい、という方も多いでしょう。ここでは奨学金とアルバイトの選択肢を紹介します。

奨学金の種類と条件

韓国政府奨学金(GKS)は、授業料・生活費・航空券などをフルでカバーする制度です。競争率は高いものの、合格すれば経済的な負担がほぼゼロになります。

大学独自の奨学金は、TOPIK(韓国語能力試験)のレベルやGPAで免除率が変わる設計が多いですね。たとえばTOPIK4で20%免除、TOPIK6で全額免除といった例があります。

アルバイトのルールと収入

学生ビザ(D-2)でアルバイトをする場合、事前許可が必須で、許可なしで働くと違法になります。GPA条件(前学期2.0以上など)もあるため、成績維持も必要です。

2026年の最低賃金は時給10,320ウォン(約1,135円)。許可される就労時間内で働けば、月10万~20万ウォン(約1.1万~2.2万円)程度の収入が見込めるでしょう。ただし時間制限や韓国語能力の証明(TOPIK等)が求められるケースもあるので、大学の国際課や出入国管理局で最新情報を確認しておくと安心です。


ということで、韓国留学の費用は都市と住居選びで大きく変わるといえそうです。ソウルで外食中心だと年間3,000万ウォン(約330万円)超になる一方、地方の寮で自炊すれば1,700万ウォン(約187万円)台に抑えることも可能。奨学金やアルバイトも活用しながら、自分に合った留学プランを組み立てましょう。

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