台湾では「ありがとう」をあまり言わないの??

台湾では「ありがとう」という言葉をあまり使わないという話がありますが、実際のところどうなのか。私たちが旅行中に意識したいことも含めて、お伝えしていきます。

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台湾では「ありがとう」をあまり言わない理由

台湾では、日本ほど頻繁に「ありがとう」という言葉が使われないことがあります。これは決して台湾人に感謝の気持ちがないわけではなく、むしろ文化的な背景や習慣の違いによるものです。日本では、どんな小さなことでも「ありがとう」と言葉で感謝を伝えることが礼儀とされていますが、台湾ではその感謝の気持ちを言葉にする頻度が比較的少ない傾向にあります。

たとえば、何か親切にしてもらったときには、にっこり笑ったり軽く会釈をすることで感謝を表すことが多くあります。こうした非言語的なコミュニケーションは、台湾文化に根付いた表現方法であり、言葉に頼らなくても相手にしっかりと感謝の気持ちを伝えられると考えられているのです。

特に家族や親しい友人同士の間では、言葉で「ありがとう」を伝える必要がないと感じることも少なくないようです。近しい関係ほど言葉に頼らずともお互いの気持ちを理解し合うという価値観があるわけですね。

加えて、日本のように愛想を良くすることに重きを置く雰囲気も、台湾ではそれほど強くないので、一部の人にとっては、不愛想だと感じられることもあるのかもしれません。

とはいえ、繰り返しになりますが、台湾の人々が感謝をしていないということではまったくありません。それも歴史や文化の表れでしかないので、旅行中に「あれ、怒ってる?」などと過剰に気にする必要はないのです。

台湾旅行中に「ありがとう」と言いたくなったら

そんな文化がありながらも、台湾旅行中に「ありがとう」と感謝を伝えたいときは、シンプルに「謝謝(シエシエ)」(シェイシェイではなくシエシエです!)と伝えれば大丈夫です。現地の人々にも通じやすい言葉ですし、ふつうに言われたら嬉しい言葉であることに違いはありません。笑顔を添えて「謝謝」と伝えるだけで、感謝の気持ちは十分に伝わりますので安心してください。

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