スマホの普及率が高い台湾ですが、どのようなSNSが使われているのでしょうか。日本で最強のSNSとなったLINEの普及率なども含めて、現況をお伝えいたします。
台湾でのLINEの普及率は？
台湾では、LINEが非常に普及しており、日常生活に欠かせないツールとして多くの人々に利用されています。ある調査によれば、台湾国内でのLINE普及率は70％を超えており、特に20代から40代の間での利用が顕著です。この数字は、台湾の人口約2300万人のうち、約1600万人以上がLINEを利用していることを示しており、家庭や職場、学校での連絡手段としてだけでなく、店舗や企業のサービス提供にも深く関わっています。
LINEがここまで普及している背景には、いくつかの理由があります。
まず、台湾ではスマートフォンの普及率が非常に高く、若年層から高齢者まで幅広い世代がインターネットを日常的に利用しています。その中で、無料で利用できるメッセージングアプリであり、スタンプやビデオ通話、LINE Payなどの多機能を提供しているため、生活のさまざまな場面で役立つツールとして台湾でも定着したわけですね。
さらに、台湾におけるLINEの人気は、地域に根ざしたマーケティング戦略や便利なサービス展開にも支えられています。例えば、地元企業がLINEを通じてクーポンを配布したり、最新情報を提供したりしており、ユーザーとの直接的なつながりを深めています。また、政府機関や公共サービスもLINE公式アカウントを活用して情報を発信しており、災害時の緊急連絡などにも役立てられています。
台湾ではLINEが多くの人々に利用されており、生活やビジネスの中で欠かせない存在となっています。
台湾で普及しているSNSとは
LINEも含め、台湾で普及しているSNSにはどのようなものがあるのか。4つほど紹介していきましょう。
LINE
先述の通り、LINEは台湾で圧倒的な人気を誇るSNSです。メッセージのやり取りだけでなく、スタンプやグループチャット、公式アカウントを活用したマーケティングなど、幅広い用途で利用されています。また、家族や友人、職場でのコミュニケーションに加えて、ビジネスシーンでも重要なツールとして位置づけられています。
Facebookも台湾で非常に普及しており、特に30代以上の世代に人気があります。外国人留学生も多い国であるので、むしろそういう方々とのやりとりにはFacebookの方が使われやすい傾向もあります。
情報共有やイベントの開催、趣味のコミュニティ活動など、多様な目的で利用されています。さらに、Facebookの広告機能を活用している企業も多く、ブランドの認知度向上や消費者とのつながりを構築するツールとしても重要です。
Instagramは、台湾でも特に若年層に支持されているSNSです。写真や動画をおしゃれにシェアするプラットフォームとしての人気は日本と同じですね。インフルエンサーによる影響力が大きく、ファッションやグルメ、旅行などの分野で多くの人が参考にしています。
YouTube
YouTubeは、台湾でも動画コンテンツの視聴や配信において欠かせない存在です。台湾では教育系やエンタメ系のチャンネルが特に人気であり、若い世代から中高年層まで幅広い層が利用しています。テレビ番組の代わりとして活用されることも多く、動画プラットフォームの定番となっています。
TikTok
TikTokも台湾で急速に普及しており、特に10代や20代の若者に人気です。短い動画で個性を表現できることから、クリエイティブな投稿が多く、娯楽として利用されています。ただし、個人情報保護やデータの取り扱いに関する懸念もあるため、利用時には注意が必要です。
まとめ
総じて、台湾も日本と同じようなSNSの利用傾向にあることがわかります。個人的には、現地の方々とは定期的に互いの近況を確認できるFacebookでつながるのがオススメです。
