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気軽に行ける海外旅行先として人気な台湾。
「何泊かするうちの半日を有効活用したい!」「仕事で行ったけど半日観光ができる!」なんて方のために、台湾留学経験者の目線から、台湾の「半日観光」のモデルコースについて、ご紹介していきます。
台湾は旅行しやすい国

台湾は、海外旅行初心者でも安心して訪れることができる国の一つです。
まず、日本からのアクセスが非常に良い点が挙げられます。東京や大阪、福岡などの主要都市から台北までのフライトは約3~4時間と短く、時差も1時間しかないため、時差ボケの心配がほとんどありません。さらに、LCCを含む多くの航空会社が就航しており、手軽に訪れることができるのも魅力です。
台北を中心に観光をする場合、主要な観光スポットが比較的コンパクトにまとまっているため、移動がしやすいのも大きなメリットです。例えば、故宮博物院、龍山寺、士林夜市、台北101といった人気スポットはMRT(地下鉄)を利用すれば短時間でアクセスできます。MRTは路線がわかりやすく、ICカード(悠遊カード)を使えば改札もスムーズに通過できるため、公共交通機関に慣れていない人でも安心して利用できます。
台湾は治安が良い国としても知られています。夜でも比較的安心して外を歩けることから、女性の一人旅や家族旅行にも適しています。ただし、観光地ではスリや置き引きのリスクがゼロではないため、最低限の注意は必要です。現地の人々は親切で、日本語や英語を話せる人も多いため、困ったときにも助けてもらいやすい環境が整っています。
だからこそ、気軽な旅行先として日本人から大人気。日帰り旅行で楽しむ人もいるくらいなんですね。
半日で巡る台北観光のモデルコース①
ということで、半日を観光に使えると仮定したときのモデルコースについて、3つほど考えてみましたので、以下紹介していきますね。

まずは午後をめいっぱい使える場合のコース。
最初に訪れたいのが「龍山寺」です。台北最古の寺院であり、多くの人が参拝に訪れるパワースポットでもあります。歴史的な建築様式や装飾を楽しみながら、台湾の文化に触れることができます。
次に向かうのは「迪化街」。ここは台北の歴史的な問屋街で、乾物や漢方薬、台湾茶などを扱う老舗が立ち並んでいます。レトロな建築を眺めながら散策を楽しむことができ、お土産探しにも最適です。
夕方になったら「台北101」へ向かいましょう。高さ509メートルの超高層ビルで、展望台からは台北市内を一望できます。特に夕暮れ時には、美しい景色が広がり、ロマンチックな雰囲気を楽しむことができます。展望台まで行くのは有料ですが、東京スカイツリーに比べたら安価に上がることができます(笑)。とはいえ有料であることに変わりはないので、事前予約がオススメ。台湾旅行の定番、KKdayあたりだと、日本語でネット予約をし、入場時に画面を提示するだけなのでコスパがいいです。
最後に訪れるのは「饒河街観光夜市」です。台北市内の代表的な夜市の一つで、台湾グルメを存分に堪能することができます。胡椒餅や大腸包小腸(台湾式ホットドッグ)、タピオカミルクティーなど、現地の人気料理を味わいながら夜市の活気を楽しめます。
もちろん、夜市は好みの場所にあわせてお好きな場所を選んでいただけたらと思います。
半日で巡る台北観光のモデルコース②

午前中を利用して台北観光を楽しむなら、朝から活気のあるスポットを訪れるのがおすすめです。
まずはなんといっても朝食!個人的に、台湾旅行の醍醐味ともいえるものだと思っています。台湾では朝食は外で食べる文化があり、屋台や路面店の形でいたるところで食べられます。ぜひ宿泊地の近くのお店に足を運んでみてください。
朝食については関連記事でもご紹介しています。
その上で向かいたいのは「中正紀念堂」です。蒋介石を記念して建てられたこの堂は、台湾の歴史を感じられる場所であり、壮大な建築と整備された庭園が魅力的です。衛兵交代式も見どころの一つです。

その後、「永康街」へ移動しましょう。ここは台北のカフェやグルメスポットが集まるエリアで、「鼎泰豊」の本店もあります。小籠包の名店として知られる鼎泰豊で本場の味を楽しむのもよいでしょう。
続いて「松山文創園区」に足を運ぶのもおすすめです。かつてのタバコ工場をリノベーションした文化施設で、アートやデザインに関する展示が充実しています。ゆったりとした時間を過ごしながら、クリエイティブな雰囲気を楽しめるスポットです。
最後は「寧夏夜市」でランチを楽しみましょう。夜市のイメージが強いですが、昼間も営業しているお店があり、ローカルフードを気軽に味わえます。特に魯肉飯(ルーローハン)や鹹酥雞(台湾風唐揚げ)は人気のメニューです。
午前中だけでも効率よく回れば台北の魅力をたっぷりと楽しむことができますよ!
半日で巡る台北観光のモデルコース③

午後を有効活用したいなら、アートとローカル体験を組み合わせたコースもおすすめです。
最初に訪れるのは「華山1914文創園区」。かつての酒造工場をリノベーションした文化施設で、カフェや雑貨店、アートギャラリーが集まっています。散策しながら写真を撮ったり、デザイン性の高いお土産を探したりするのも楽しい時間になります。
次に向かうのは「剥皮寮歴史街区」です。清朝時代の建物が残るエリアで、台湾の昔ながらの街並みを感じられる場所です。ドラマや映画のロケ地としても有名で、レトロな雰囲気を味わえます。
その後、「士林夜市」に移動しましょう。台北最大級の夜市で、食べ歩きを楽しむのにぴったりのスポットです。蚵仔煎(牡蠣オムレツ)や牛肉麺、台湾式かき氷など、多種多様なグルメが揃っています。活気ある雰囲気の中で、地元の人々と触れ合いながら美味しい食事を楽しめるのが魅力です。
午後の時間を存分に活用しながら、台北の文化や食を楽しんでみてはいかがでしょうか。
というわけで、半日の時間を利用した台湾の楽しみ方についてご紹介しました!皆さまのご参考になれば幸いです。