台湾旅行でパスポートは持ち歩くべきか否か

海外旅行中にパスポートを常に持ち歩くかどうかは、なかなか判断に迷うところではありますが、台湾旅行の場合はどうすべきなのか。結論から申し上げると、「持ち歩くべき」ということになります。今回は、その理由について、簡潔にお伝えしていきます。

目次

台湾旅行でパスポートは持ち歩くべき!

「海外旅行」全般における考え方

台湾に限定せず、海外旅行中は、主に出先での身分証明のために、基本的にパスポートを持ち歩くことが推奨されています。

例えば、ホテルのチェックイン時には、宿泊者の身分証明としてパスポートの提示が必要です。これは、どの国でも一般的な手続きですが、パスポートがないと宿泊ができない可能性があるため、注意が必要です。また、銀行での通貨両替や、免税店での買い物時にもパスポートの提示が求められることがあります。これらのシーンでは、パスポートがないと必要な手続きが進まず、旅のスケジュールに支障が出てしまうこともあります。

さらに、旅行中に交通違反や事故に遭遇した場合、警察に身分証明を求められることがあります。この際、パスポートがあれば迅速に対応でき、トラブルを最小限に抑えられます。その他にも、医療機関での治療を受ける際や、SIMカードの購入時など、思わぬ場面でパスポートが必要となることがあります。

このように、海外旅行では日常的にパスポートが必要になるシーンが多いということは、前提として理解しておく必要があるでしょう。

台湾の治安を考えると…

台湾の治安は比較的良好です。観光地や繁華街でも安心して過ごせる場所が多いことを考えると、やはりパスポートは常に携帯しておく方が良いでしょう。

一部では、「持ち歩くのはコピーだけ」という声もあるようですが、例えば、ホテルのチェックイン時やレンタルサービスを利用する際、パスポートのコピーでは手続きが進まない場合があります。特に、高額の買い物をした際の免税手続きでは、パスポートの原本が必要です。コピーしか持っていないと、手続きのためにホテルまで戻らなければならず、時間を無駄にしてしまうかもしれません。

また、何かトラブルに巻き込まれた際や、警察に身分証明書の提示を求められた場合も、パスポートの原本が必要です。特に、台湾では法律で外国人にパスポート携帯が義務付けられているため、提示を求められたときに原本がないと、面倒な状況になる可能性があります。

持ち歩く際の注意点

とはいえ厳重に持ち歩こう

台湾は治安が良い国として知られていますが、それでもパスポートは肌身離さず厳重に管理することが重要です。観光地や繁華街ではスリや置き引きの被害に遭うリスクが全くないわけではありません。

パスポートを安全に持ち歩くためには、体に密着させるタイプのセキュリティポーチや首から下げるポーチを使用すると良いでしょう。これにより、バッグからの盗難リスクが軽減されます。また、パスポートをバッグに入れる場合は、チャックやファスナーがしっかり閉まるものを選ぶくらいの注意は必要だと思われます。

万が一紛失してしまったら

万が一台湾旅行中にパスポートを紛失してしまった場合、まずは、地元の警察に紛失の届け出を行いましょう。宿泊しているホテルに相談すると、うまく取り次いでくれることもあります。

台湾では、警察に紛失証明書を発行してもらうことで、後の手続きがスムーズになります。この証明書は、パスポートの再発行や旅行保険の請求手続きに必要となるため、必ず取得しておきましょう。

続いて、最寄りの日本大使館や領事館に連絡し、パスポートの再発行手続きを行います。再発行には時間がかかる場合があるため、滞在延長の必要が生じる可能性もあります。再発行手続きには、基本的には紛失証明書や証明写真が必要となります。

また、パスポートを紛失したことで急な現金不足や手続きの困難が発生することも考えられます。そのような場合には、クレジットカードの付帯保険を利用して、緊急時のサポートを受けることができるか確認しておくと良いでしょう。旅行前に、こうしたリスクに備えて旅行保険に加入することもおすすめです。

まとめ

ということで、結局は自己判断となりますが、台湾旅行においては常にパスポートは持ち歩くべきだと思われます。ただし、なくさないように注意は怠らないようにしましょう。

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