海外旅行といえど比較的距離の近い台湾。それほど長い滞在ではなければスーツケースはいらないかな……と考えがちですが、実際のところどうなのか。簡潔に解説していきます。
台湾旅行にスーツケースはいらない?
「2泊以上」ならあった方がいい
もちろん前提として、滞在日数や旅行スタイル、どれくらい荷物が必要な人であるかによって、に大きく左右されます。
とはいえ、結論から申し上げると、特に2泊以上の旅行を予定している場合、スーツケースはやはりあると便利です。
台湾に限らず、海外旅行は国内旅行に比べて荷物は何かと多くなりがち。特にお土産は国内旅行よりもだいぶ増えるものですから、1泊程度ならまだしも、2泊以上する場合は、基本的にはスーツケースはあった方が良いかと思われます。
台湾だからこそ増える荷物
中でも台湾は、日本よりも雨が多いこと、また紫外線が強い日が多いことから、折りたたみ傘や日焼け対策グッズはぜひ持っていきたいところです。
また、台湾のホテルでは部屋着が提供されないことが多いため、その分衣類の荷物も増えることでしょう。こう考えていくと、リュックサックだけではなかなか収まりきらない可能性は高いと思われるのです。※参考記事:“台湾旅行だからこそ”必要な持ち物を紹介しておきます
さらに、台湾は魅力的なお土産が多く、パイナップルケーキやお茶などのグルメアイテム、雑貨や現地ならではのグッズを購入することが多いです。これらのお土産は、意外と重くかさばるものが多いため、行きは荷物が少なくても、帰りには入らないということになりがちです。スーツケースを用意した上で、さらに少し余裕のある大きさを選ぶのが賢明だといえます。
荷物はホテルやロッカーに預けられる
台湾の大都市、特に台北では、荷物を一時的に預けるための施設も充実しています。例えば、台北駅にはコインロッカーが多数設置されており、観光中は荷物を預けて手ぶらで移動することができます。さらに、ほとんどのホテルでは、チェックイン前でも荷物を預けることができるため、スーツケースを持っていても観光の邪魔になりません。
また、スーツケースを持ち歩かないといけないシーンがあっても、台湾はバリアフリー対応が進んでおり、多くの公共交通機関やホテルではスーツケースをスムーズに運べるような設備が整っています。例えば、主要な駅や空港にはエスカレーターやエレベーターが完備されており、大きな荷物でも比較的小さな負担で移動ができるようになっています。
こうした環境を考えても、やはり「2泊以上の場合はスーツケースは持っていくべき!」だと思うのです。
スーツケースの適切な大きさは?
ではどのくらいの大きさのスーツケースを選べばいいのかと言うと、基本的に宿泊日数に応じて選ぶとしか言いようがないのですが、国内旅行で使うサイズよりも「+1泊分」を目安にすると良いのではないでしょうか。
例えば、台湾に2泊3日であれば30〜40リットル、1週間ほどの旅行なら60〜70リットルといったイメージでしょうか。
荷物が増える帰りのことも考えて、少し大きめを選ぶことをおすすめします。