台湾旅行に行くと、台北の各主要駅を「日本に似てる」と感じることもあるかもしれません。
今回は、台北の主要駅について、「日本でいうと何駅にあたるか」という点と、それぞれの読み方(中国語、日本語)をご紹介します。
台北の主要駅は日本でいうと何駅にあたる??
台北市内の主要な駅は、それぞれ日本の駅と似た特徴を持っています。以下に代表的な台北駅、中山駅、西門駅について、日本の駅との比較を基に解説します。
台北駅
台北駅は、台北市の交通の中心地です。鉄道(台湾鉄路)、新幹線(台湾高速鉄道)、地下鉄(MRT)の交差点であり、バスターミナルも隣接しています。この点から言えば、日本でいう東京駅や大阪駅に近い存在です。ただし、台北駅の周辺は商業施設も多く、新宿駅のような側面もあります。そのため、「交通のハブ」と「ショッピングの中心」を兼ね備えた東京駅のような役割を持つと考えるとイメージしやすいでしょう。
中山駅
中山駅は、地下鉄(MRT)淡水信義線と松山新店線が交わる駅です。駅周辺には百貨店やブティック、カフェが立ち並び、洗練された雰囲気が漂います。この特徴から、日本の表参道駅や銀座駅を思い起こさせます。観光客にも人気があり、買い物や食事を楽しむには最適なエリアといえるでしょう。
西門駅
西門駅は、若者文化の発信地として知られるエリアにあります。ファッション、エンターテインメント、ストリートフードが集まるこの場所は、台北の「原宿」や「渋谷」に例えられます。また、夜になると賑わう雰囲気は、道頓堀を連想させるかもしれません。特に週末は多くの地元民や観光客で賑わい、台北のエネルギーを感じることができる駅です。
台北の主要駅の読み方
台北市内の主要駅の名前は、中国語と日本語で異なる発音になります。以下に、よく利用される台北駅、中山駅、西門駅を例に、読み方を紹介します。
台北駅(たいぺいえき / Táiběi Zhàn)
- 日本語読み:「たいぺいえき」
- 中国語読み:「Táiběi Zhàn(タイベイ ジャン)」 台北駅は、「台北(Táiběi)」が地名で、「駅」を表す「站(Zhàn)」が付いた名称です。「Zhàn」の発音は「ジャン」と近い音になります。
中山駅(なかやまえき、ちゅうざんえき / Zhōngshān Zhàn)
- 日本語読み:「なかやまえき、ちゅうざんえき」※今は「なかやまえき」と読む方が一般的でしょうか。
- 中国語読み:「Zhōngshān Zhàn(ジョンシャン ジャン)」 「中山(Zhōngshān)」は中国語で「ジョンシャン」と発音します。「中」は「ジョン」、「山」は「シャン」に近い音で、地名としても広く使われている言葉です。
西門駅(せいもんえき / Xīmén Zhàn)
- 日本語読み:「せいもんえき」
- 中国語読み:「Xīmén Zhàn(シーメン ジャン)」 「西門(Xīmén)」は、「西(Xī)」が「シー」、「門(Mén)」が「メン」に近い音になります。直訳すると「西の門」を意味します。
これらの中国語読みは、ピンイン(中国語のローマ字表記)を元にした発音で、アクセントも重要です。現地で名前を伝える際は、駅名の中国語表記を見せるか、発音アプリを使うとスムーズに通じやすくなります。