お盆の台湾旅行はやめた方がいい?実態と注意点を解説

日本でいう「お盆」の時期。誰もが知る旅行のハイシーズンですし、よく暑いといわれる台湾であれば、避けておいが方がいいのかなとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。

そんな疑問に、詳しく簡潔にお答えしていきます。

目次

お盆の時期の台湾の気候

まずは気候の面からお伝えしていきましょう。

台湾は年間を通して日本よりやや暖かい気候であり、特に南部では冬でも温暖な日が多いです。全体的に湿度が高く、降水量も日本より多めとなっています。特に夏場は蒸し暑く、雨が降る日が多いですね。

そんな中、日本のお盆にあたる8月中旬頃ですが、台湾では夏の真っ只中にあたります。気温は平均して30度を超える日が多く、日中は35度近くまで上がることも珍しくありません。加えて湿度も非常に高く、外に出るだけで汗が噴き出すような体感です。

加えて、お盆の時期は台湾では「台風シーズン」と重なります。台風は6月から10月にかけて多く発生し、特に8月はそのピークのひとつです。突発的な豪雨や強風に見舞われる可能性があるため、天気予報のチェックは欠かせません。まあこのあたりは、日本の台風シーズンとそこまで大きく変わるわけではないので、過剰に恐れる必要はないと言っていいでしょう。


航空券など旅行費用は?

お盆の時期に台湾旅行を計画する場合、日本発の航空券などはやや高めになる傾向があります。大型連休と重なることで需要が一気に高まるというわけですね。台湾自体は祝日期間ではないので、観光地全体が混雑する時期というわけではない(もちろん、年中混んでいるところは混みあいますが笑)のですが、日本人が泊まるようなホテルはやや取りづらくなるイメージです。

ただし、早期予約やキャンペーンをうまく活用すれば、費用を抑えることも全然あります。平日の出発や帰国を選ぶだけでも料金が安くなるケースはけっこうあります。上記はあくまでも「相場」とお考えいただけたらと思います。


お盆の時期の台湾旅行で気をつけること

そんなお盆の時期の台湾旅行ですが、注意点を簡単にまとめておきましょう。

まず、先述した通り気候について。暑さと湿度の高さに加え、突然のスコールや台風の影響を受けることも考えられるため、天気の急変には備えておいた方がいいです。万全を期すならレインコートもありですが、折り畳み傘くらいはカバンに入れておきたいところです。コンパクトで軽い折り畳み傘など、台湾だからこそ必要な持ち物についてはこちらの記事(台湾旅行に「持っていけばよかった…」と後悔しがちなモノ)も参考にしてみてください。

また、強烈な日差しの中で長時間歩き回ると、熱中症になるリスクが高まりますよね。こまめな水分補給に加え、塩分やミネラルを補える飲み物を携帯することをおすすめします。コンビニで見かけたら買うようにしましょうね。

とはいえ冷房が効きすぎているような室内もけっこう多いので、外気温との差で体調を崩さないよう、羽織れる薄手の上着も持参するとベストです。

ほかに注意するとしたら、人の多さでしょうか。お盆期間中は、少なくとも日本からの観光客が増えるので、日本人に人気のスポットなどは混雑する可能性があります。目当てのお店や場所がある場合、予約はしておいた方が無難でしょう。

お盆の時期に限らず…

お盆の時期に限らず、日本の感覚のままでいると、思わぬトラブルに見舞われることもあります。最低限気をつけたい点については、こちらの記事(旅行者必見!台湾でやってはいけないことは結局この6つ!)も参考にしてみてください。

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