台湾旅行に必要な基本的な持ち物については、こちらの記事をご参照ください。
ここでは、現地でどこでも買えるようなものではなく、後になって「持っていけばよかった…」と後悔しがちな持ち物について、ご紹介していきます。
ヘルスケア関連用品
折りたたみ傘と日焼け対策グッズ
台湾旅行で「持っていけばよかった…」と後悔しやすいアイテムの中で、特に必要なのが折りたたみ傘と日焼け対策グッズです。台湾は気候が変わりやすく、突然のスコールや強い日差しに見舞われることが多いため、これらのグッズは必須と言えます。
まず、折りたたみ傘は現地での突然の雨に備えて持ち歩くと便利です。台湾では午後に急なスコールが降ることが多く、傘がないと濡れてしまって不快な思いをすることになります。しかも、晴雨兼用の傘であれば日傘としても使えるため、一石二鳥です。日差しが強い日でも涼しく観光を楽しめるため、コンパクトで軽量なタイプを選んで持参しましょう。
日焼け対策グッズも欠かせません。台湾は日本よりも日差しが強く、特に観光地を長時間歩くと日焼けしやすくなります。帽子やサングラス、そして日焼け止めを用意しておけば、紫外線から肌をしっかり守ることができます。スプレータイプの日焼け止めなら、外出中でも手軽に塗り直すことができるので非常に便利です。また、長袖の薄手の羽織物を持っていくと、日焼け対策だけでなく、冷房対策にも使えて重宝します。
常備薬と応急セット
台湾旅行中に体調を崩すことは、決して珍しいことではありません。そのため、常備薬と応急セットを持っていくことで、不測の事態にも落ち着いて対応できます。
まず、常備薬についてですが、旅行先で食事が原因でお腹を壊したり、慣れない環境で頭痛や風邪症状が出たりすることがあります。特に台湾の屋台料理や現地の食材は日本とは異なるため、お腹の調子が悪くなるケースもあります。普段から使い慣れている胃腸薬や頭痛薬、下痢止めなどを持参しておくと安心です。現地でも薬局はありますが、薬の成分が日本とは違うことも多く、言語の違いで購入に時間がかかる場合もあるため、日本から準備しておく方が無難です。
旅行中ではあまり口にする機会がないかもしれませんが、私が台湾に留学していたときは、牛乳やヨーグルトなどの乳製品でよくお腹を壊していたので、正露丸は重宝していました(乳製品を買わなければいいだけではありますが…笑)。
続いて応急セットについてですが、旅行中は思わぬケガをすることもあります。例えば、観光中に靴擦れをしてしまったり、ちょっとしたことで手を切ってしまったりすることもあるでしょう。その際、絆創膏や消毒液があるとすぐに対処できて便利です。また、台湾の暑さや湿度から体が弱ることも考えられるので、荷物に余裕があるなら、念のため冷えピタや体温計を持っていくと、体調の変化に早めに気づいて対処できるでしょう。
(夏の場合は)虫よけスプレー
台湾の夏は気温だけでなく湿度も高く、蚊などの虫が多く発生する季節です。そのため、夏の台湾旅行では虫よけスプレーがあると便利です。特に、夜市や屋外の観光スポット、自然豊かなエリアに行く予定がある方は、虫よけ対策をしっかりと行うことが重要です。
台湾は熱帯気候に属しており、年中蚊が多いのですが、夏になると特に活発になります。蚊に刺されてしまうと、かゆみだけでなく、現地特有の虫に刺されることによる感染症のリスクもあります。そのため、旅行中は快適に過ごすためにも、虫よけスプレーを使って肌を守ることが大切です。
現地でも虫よけスプレーは購入できますが、日本から持参した方が、肌に合うものを使えるため安心です。特に敏感肌の方や小さいお子さんと一緒に旅行される場合は、日本製の肌に優しい虫よけスプレーを準備しておくと安心です。
台湾だからこその便利用品
モバイルバッテリー
台湾旅行では、スマートフォンを頻繁に使う機会が多いため、モバイルバッテリーは必須アイテムです。旅行中は地図アプリを使ったり、現地情報を調べたり、観光スポットで写真を撮ったりと、スマートフォンの利用頻度がどうしても増えます。その結果、バッテリーの消耗も早くなり、予想以上に電池が切れてしまうことがあります。
台湾の観光地では充電できる場所が限られているため、外出先でスマートフォンが使えなくなると非常に不便です。道に迷ったときに地図を確認できなかったり、レストランの予約ができなかったりと、さまざまな場面で困ることになるでしょう。特にポケットWi-Fiを持参している場合、Wi-Fi機器もバッテリーを消費するため、より早く充電が必要になります。
おすすめは、軽量で大容量のモバイルバッテリーです。持ち運びがしやすく、旅行中でも安心して充電できるよう、2回以上フル充電ができるタイプを選ぶと便利です。また、同時に複数の機器を充電できるタイプであれば、スマートフォンとポケットWi-Fiを一緒に充電することも可能です。モバイルバッテリーがあれば、どこにいてもスマートフォンを使い続けることができるため、台湾旅行での必需品といえるでしょう。
パジャマや部屋着
日本のホテルと違い、台湾のホテルではパジャマや部屋着が用意されていないことが多いです。特にビジネスホテルやリーズナブルな宿泊施設では、基本的にパジャマが提供されない場合が多く、「着るものがない…!」なんて事態に陥りがち。現地で購入することもできますが、よけいな手間とお金がかかるため、旅行前に自分のパジャマや部屋着を持参しておくことをおすすめします。