台湾旅行に適した荷物量と忘れがちな持ち物

比較的手軽に行ける海外旅行先だからあまり大荷物になることは避けたい、とはいえ海外旅行であることに変わりはないから、それなりに必要な荷物もあるし……。

台湾旅行を控え、そんなお悩みを抱えていらっしゃる方に向けて、実態に即した実用情報をお伝えしていきます!

目次

そこまで大荷物でなくてもOK

台湾は日本からの距離が近く、直行便を利用すれば東京からわずか3〜4時間程度で到着します。時差もわずか1時間しかないため、長時間フライトや時差ボケの心配がほとんどありません。

もちろん、国内旅行と比べればやはり多めになりますが、こうした条件から、大量の荷物を持って行かなければならない遠方の国際旅行のイメージとは、少し違うと思っていいでしょう。

旅行期間が1〜2泊程度であれば、リュックサックや機内持ち込みサイズのキャリーバッグでも十分です。大きなスーツケースは必要ない場合も多く、軽装で移動できるのは大きなメリットですね。夜市巡りや電車・MRTでの移動時も身軽に行動でき、混雑した場所でも荷物を気にせず楽しめます。

とはいえ、ショッピングやお土産購入を予定している場合は、帰りの荷物が増える可能性が高いことを覚えておく必要があります。特にパイナップルケーキや台湾茶などは箱入りでかさばるため、行きは軽装でも、帰りは荷物が膨らみがちです。この点を見越して、余裕を持たせた荷物計画を立てるのが安心ですね。

適した荷物量とは

では台湾旅行に適した荷物量とはどのくらいなのか。

当然、滞在日数や現地での行動予定によって変わりますが、ここでは、スーツケースの大きさのおおまかな目安をお示ししておきましょう。

例えば、2泊3日程度なら30〜40リットルのスーツケースで十分です。このサイズなら機内持ち込み可能なことが多く、到着後すぐに行動できる点も便利です。4〜5泊なら50〜60リットル程度、1週間前後であれば60〜70リットルのスーツケースを選ぶと安心といったところでしょうか。

加えて、街歩きや観光用にリュックサックを1つ用意しておくと、両手が空き、移動中の疲労も軽減できます。特に台湾はスコールのような急な雨が降ることがあるため、防水仕様のリュックやカバー付きのバッグを選ぶと安心ですね。

※滞在日数ごとのスーツケース容量目安(参考値)

滞在日数容量の目安特徴
1〜2泊20〜30Lリュックや小型キャリーでOK
2〜3泊30〜40L機内持ち込み可の範囲が多い
4〜5泊50〜60Lお土産分も余裕あり
1週間前後60〜70L長期滞在や多めの買い物向き

もちろん、荷物量は個人差が大きいため、自分の持ち物の傾向や現地での予定を考慮して調整することが大切です。ホテルや駅のロッカーも活用できるため、必要以上に大きなスーツケースを持ち歩く必要はありませんよ。

台湾旅行に忘れがちな持ち物

海外旅行の基本アイテムは準備していても、台湾ならではの環境に対応するための持ち物は意外と忘れやすいものです。

まず挙げられるのは、折りたたみ傘や晴雨兼用傘。台湾は年間を通して降水量が多く、特に午後にはスコールが発生しやすい気候です。コンパクトで軽量な傘があれば、急な雨でも安心です。さらに日差しが強い日も多いため、日焼け止めも欠かせません。帽子やサングラスがあるとなお良し。

それから、パジャマや部屋着です。台湾のホテルには備え付けのパジャマがない場合が多く、持参しないと就寝時に不便を感じます。動きやすく、ホテル内でリラックスできる服を準備しておきましょう。

ティッシュとウェットティッシュも重要です。公衆トイレには紙が備え付けられていないことがあり、夜市や屋台では手を洗う設備が整っていない場合もあります。携帯しておけば衛生面で安心ですね。

さらに、常備薬や簡易の応急セットもできれば持っていきたい。慣れない食事や水質の違いで体調を崩すことがあるため、胃腸薬や頭痛薬など、自分に合った薬を持っていくと心強いです。台湾でも薬は手に入りますが、成分や用量が日本と異なる場合があるため、普段使っているものを持参する方が安全です。

こうした「あると便利な持ち物」を意識して準備しておくことで、現地での快適さや安心感は格段に高まります。持ち物についてはこちらの記事で詳しく説明していますので、よかったら参考にしてみてください。

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