英語が話せないで留学するくらいがいいんだよ!全然やっていけるから大丈夫!

「英語が話せないから留学なんて無理……」

そう思っている方、ちょっと待ってください。 実は英語が話せない人こそ留学すべきだという事実、ご存知でしたか?

実際のところ、留学生の大半はほとんど英語ができない状態でスタートしています。 そして彼らの多くが、「話せない苦労」があったからこそ大きく成長できたと口を揃えて言うわけです。かくいう私もその一人。

というわけで今回は、英語力ゼロでも留学できる理由と、むしろ話せない人こそ海外に飛び出すべき理由について、私の実体験も交えながらお伝えしていきます。

目次

英語が話せなくても留学できる現実

語学学校の初級クラスから始める人が7割

まず知っておいてほしいのが、語学学校に通う留学生の約7割は初級レベルからスタートしているという事実。

極論、最初は簡単なあいさつ程度しかできないような人も珍しくありません。 むしろ中級レベル以上で留学する人の方が少数派というのが現実なんです。

語学学校では入学時にレベル分けテストがありますが、きちんとプログラムを選べばこれも心配無用。 初級クラスは「be動詞って何?」レベルから始まるところもあるので、最初に英語が全く話せないこと自体は問題ありません。

実際、フィリピンやカナダの語学学校では、マンツーマンレッスンで「ABCから教えます」というコースまで用意されています。

現地の人は英語初心者に慣れている

留学先の人たち、特に語学学校の周辺で働く人たちは、英語が話せない外国人への対応にめちゃくちゃ慣れています

カフェの店員さんも、スーパーのレジの人も、「This one, please」と商品を指差すだけで理解してくれます。 むしろ向こうから「One? Two?」と聞き返してくれることも。

現地の人たちにとって、英語初心者の留学生は「いつものお客さん」ですから、日常生活はふつうになんとかなるものです。

英語初心者が留学先で直面する壁と対処法

授業についていけない最初の1か月

正直に言います。英語ができない状態で留学にいくと、最初の1か月はけっこう苦労すると思います。

先生が何を言っているか分からない。 クラスメートの会話についていけない。 宿題の指示すら理解できない……。

でもこれ、みんな通る道なんです。

対処法はシンプル。 「分からない」と正直に言うこと

“Sorry, I don’t understand. Can you speak slowly?”

そしてわからなかったことを反省し、次に活かすという繰り返しで、強制的に自分が鍛えられていくわけです。

日本人同士で固まりたくなる誘惑

留学先で日本人を見つけると、ついつい固まりたくなる。 これ、留学生の90%以上が経験する誘惑です

母語で話せる安心感は、異国の地では特に貴重。 でも、ここで甘えてしまうと英語力は伸びません。

以外に効率的だとされるルールは「日本人とも英語で話す」こと。 最初はぎこちないけど、お互い練習になるし、意外と楽しいと評判らしいです。私はなんだか違和感があってできなかったので、必要以上に日本人と交わること自体を控えました。

とはいえ完全に日本人を避ける必要はありません。 バランスが大事。週に1回くらいは日本語でストレス発散するのもアリ。それに、日本人と毎日あっていたとしても、それ以上に外国の人と関わる時間の方がはるかに多いわけですから、それによって留学が豊かでなくなるなんてことはありませんから、その点はどうかご心配なく。

Google翻訳を賢く使いこなすコツ

Google翻訳、使っちゃダメだと思っていませんか? いえいえ、賢く使えば最強の味方になります

ポイントは「依存しない」こと。

賢い使い方:

  • 単語の意味を調べる → OK
  • 重要な書類を理解する → OK
  • 会話中に使う → NG

特に最初の3か月は、翻訳アプリがあることで精神的な安心感も得られます。 「最悪、これがある」という保険があるだけで、積極的に話せるようになるんです。

2、3か月目に訪れる「話せる」転換点

不思議なことに、多くの留学生が「2~3か月目」に変化を感じます。

それまでは「全然上達してない……」と悩んでいたのに、ある日突然「あれ?聞き取れる」という瞬間が訪れる。

これ、脳科学的にも説明がつく現象。 言語習得には「サイレント期間」というものがあって、インプットが蓄積されてから一気にアウトプットできるようになるんです。

だから最初の半年で成果が見えなくても、絶対に諦めないでください

なぜ英語が話せない人こそ留学すべきなのか

日本で勉強するより100倍速で成長する

数字は大げさじゃありません。本当に100倍速です

日本で週2回の英会話スクール(1回1時間)= 年間100時間 留学先で毎日英語漬け(1日10時間)= 3か月で900時間

つまり、3か月の留学は日本の9年分に相当します。

しかも留学先では「生きた英語」に触れられる。 教科書には載っていない、リアルな表現が自然と身につきます。

英語以外の人間力が鍛えられる

留学で得られるのは英語力だけじゃありません。

話せない環境で生き抜く力。 失敗から立ち直る力。 違いを受け入れる力。

これらは日本の快適な環境では絶対に身につかない。

留学経験者の多くが、「なんとかなる精神」を身につけて帰ってきます。 この楽観的な強さは、帰国後の人生でも大いに役立つでしょう。

「話せない苦労」が最高の財産になる

最初の数か月、本当に苦労します。 レストランで注文できない、友達の会話についていけない、授業が理解できない……。

でもこの苦労こそが、人生の財産になるんです。

なぜか?

苦労を乗り越えた経験は自信になるから。 「あの時できたんだから、今回もできる」という確信が持てるようになります。

そして何より、苦労した分だけ成長の喜びも大きい。 初めて外国人と会話が成立した時の感動は、一生忘れられないものです。

話せない人におすすめの留学プラン

フィリピンでマンツーマンから始める選択

英語初心者に最もおすすめなのがフィリピン留学

なぜか?マンツーマンレッスンが基本だからです。

グループレッスンだと発言する勇気が出ないという人も、1対1なら嫌でも話さざるを得ません

しかも費用は欧米の約半分。 最初の3か月をフィリピンで基礎固めして、その後欧米に行く「2か国留学」も人気です。

カナダ・オーストラリアが初心者に優しい理由

欧米圏なら、カナダかオーストラリアがおすすめ。

理由は3つ。

1. 多国籍国家で外国人に慣れている 移民が多い国なので、英語が話せない人への理解が深い。

2. 英語が聞き取りやすい アクセントが比較的少なく、スタンダードな英語が学べます。

3. ワーホリビザが使える 語学学校に通いながら働けるので、実践的な英語が身につきます。

特にオーストラリアは、日本人スタッフがいる語学学校も多く、緊急時のサポート体制も整っています。

台湾の英語プログラムという穴場

台湾って中国語のイメージが強いですが、大学の国際プログラムは全部英語になっていることが多いんです。 しかも欧米より費用が安く、治安も良好。

アジア圏なので英語のレベルが比較的近く、お互いゆっくり話す環境があります。 ネイティブスピーカーがいない分、初心者には最適な環境といえるでしょう。

生活費も安いし、日本から近いので一時帰国もしやすい。 穴場的な選択肢として検討する価値ありです。

語学目的なら最低6か月確保したい

「1か月の短期留学」などという宣伝をご覧になった方も少なくないでしょう。このくらいの短期留学も大変意義のあることだと私は思っています。

しかし「外国語を身に着けたい」という明確な目標があるのなら、さすがに1、2か月でどうにかなるわけではありません。本当にしっかり習得したいと考えるなら、やはり6か月くらいは必要になってくるのではないでしょうか。

これらの国に安く留学する方法

フィリピン留学を格安にする3つのポイント

フィリピン留学、すでに安いイメージがありますが、さらに費用を抑える方法があるんです。

1. オフシーズンを狙う 7月~8月、12月~1月の繁忙期を避けると、授業料が10~20%安くなる学校も。 特に4月~6月、10月~11月は穴場シーズンです。

2. 地方都市を選ぶ セブ島は人気ですが、バギオやイロイロなどの地方都市なら生活費が半分以下。 しかも日本人が少ないので英語環境としては最高です。

3. 長期割引を活用 12週間以上の申し込みで、週あたりの費用が大幅に下がります。 3か月で申し込むより、6か月まとめて申し込む方が結果的に安いことも。

カナダ・オーストラリアの費用を抑える裏ワザ

欧米圏は高いイメージですが、工夫次第で費用は半分にできます

カナダの節約術:

  • ワーホリビザで働きながら学ぶ(月10万円程度の収入も可能)
  • ホームステイよりシェアハウス(月5万円程度節約)
  • 都市部より郊外の語学学校(授業料が20~30%安い)

オーストラリアの節約術:

  • 学生ビザでも週20時間まで働ける(時給2,000円以上)
  • RSA資格を取ってレストランで働く
  • 無料の語学交換プログラムを活用

台湾留学の意外な節約術

台湾留学、実はめちゃくちゃコスパがいいんです。

知られざる節約ポイント:

  • 大学の語学センターは民間の半額以下(月3万円程度)
  • 学生寮なら月2万円で住める
  • 奨学金制度が充実(月3~5万円支給も)

さらに、政府の補助金プログラムもあります。 台湾教育部の「華語文奨学金」なら、学費免除+生活費支給も。

自力手配vs留学エージェントの本当のコスト

しかし、肝心の「学校選び」を間違えると“安物買いの銭失い”になりかねない中、これらの情報をどうやって入手するか。現地の最新情報は、ネットで調べてもなかなか出てこないんですよね。

そこで主流な選択肢が、留学エージェントを利用するという手です。

「留学エージェントは高い」というイメージ、ありますよね。 でも実は、トータルで見ると自力手配の方が高くつくケースが多いんです。

自力手配の落とし穴:

項目自力手配のリスク結果的なコスト
学校選び情報不足で失敗転校費用が発生(20~30万円)
ビザ申請ミスで再申請追加費用と時間のロス(5~10万円)
航空券高い時期に購入相場より5~10万円高い
現地サポートトラブル時に頼れない緊急時の出費(想定外)

一方、留学エージェントを使うメリットは意外と大きい。

1. 学校の特別割引 エージェント経由だけの割引があり、個人申し込みより安くなることも

2. 無料サポート 多くのエージェントは、学校からの紹介料で運営しているため相談料は無料。 ビザ申請や航空券手配もサポートしてくれます。

3. 現地でのトラブル対応 病気や事故、学校とのトラブルなど、日本語で相談できる安心感は値段がつけられません。

特に英語が話せない状態での留学なら、最初のハードルを下げる意味でもエージェントは心強い存在

ただし、エージェント選びも重要です。 「手数料無料」を謳う信頼できるエージェントを選べば、自力手配と同じか、むしろ安く留学できる可能性が高いでしょう。

結局のところ、時間と労力、そして失敗のリスクを考えると、プロに任せる方が賢明かもしれません。 特に初めての留学で英語も話せないなら、なおさらです。

信頼できるエージェント選びについてはこちらの記事も参考にしてみてください。

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