オーストラリア留学で気をつけることと費用目安(1か月~1年)

留学先として安定した人気を誇るオーストラリア。私も2週間ほどホームステイをした経験がありますが、食事も日本人に合うものが多いし、治安も良く、とても素敵な国でした。

そこで今回は、オーストラリア留学で気をつけるべきことや、1年、あるいは1か月ほど留学した際の費用の目安などについて、詳しくお伝えしていきます。

目次

オーストラリア留学のメリット

オーストラリア留学には、たくさんの魅力があります。

何より、オーストラリアの教育水準は高く、質の高い授業を受けられるのが大きなメリットです。大学や専門学校だけでなく、語学学校でも充実したカリキュラムが用意されており、効率的に英語力を向上させることができます。さらに、オーストラリアでは実践的な学びを重視する教育機関が多いため、座学だけでなく、実際の職場やプロジェクトを通じてスキルを磨くことができるのも魅力です。

生活環境の面でも、オーストラリアは留学生にとって安心できる国といえます。治安が比較的良く、医療制度も整っているため、初めての海外生活でも安心して過ごせます。さらに、ワーキングホリデービザを活用すれば、留学中にアルバイトをすることが可能で、生活費の一部を補うことができます。留学と仕事を両立させることで、英語を実践的に使う機会が増え、より早く言語を習得することにもつながります。

加えて、オーストラリアは自然が豊かで、都市部から少し足を延ばすだけで美しいビーチや広大な国立公園を楽しむことができます。勉強の合間にリフレッシュできる環境が整っているため、ストレスを軽減しながら学習を続けられるのも大きなメリットです。

そして国としての特徴として、オーストラリアは移民が多く、多国籍な環境の中で学ぶことができるのも大きいかもしれません。英語を学ぶだけでなく、さまざまな国の価値観や習慣に触れることは、日本では絶対にできない経験ですね。特に、大都市であるシドニーやメルボルンには世界中から留学生が集まり、現地の人々だけでなく、他の国の留学生とも交流が可能です。


オーストラリア留学で気をつけること

オーストラリア留学には多くのメリットがありますが、事前に注意しておくべき点もあります。

まず、生活費や学費の計画をしっかり立てることが重要です。オーストラリアは比較的物価が高く、特にシドニーやメルボルンなどの大都市では家賃や食費が高額になる傾向があります。そのため、事前に予算を決め、無理のない資金計画を立てることが大切です。また、留学期間中にアルバイトをする予定の場合は、学生ビザでの就労時間の制限(通常、2週間で48時間まで)を確認し、収入だけに頼らないようにしましょう。

現地の法律や文化を理解しておくことも大切です。オーストラリアでは法律が厳格に適用されるため、軽い気持ちでのルール違反が大きな問題につながることがあります。例えば、公共の場での飲酒は禁止されているエリアが多く、交通ルールも厳しく取り締まられています。また、ゴミの分別や歩行者優先のルールなど、日本とは異なる習慣があるため、現地に到着したら早めに確認しておくとよいでしょう。

医療保険への加入も忘れてはいけません。オーストラリアでは医療費が高額になることがあり、たとえば学生ビザを取得する際には「OSHC(Overseas Student Health Cover)」と呼ばれる海外留学生保険への加入が義務付けられています。しかし、OSHCだけではカバーできない治療もあるため、追加の保険に加入することを検討すると安心です。特に、歯科治療や眼科治療は高額になりやすいので、事前に日本で治療を済ませておくのも一つの対策です。

住居選びにも注意が必要です。ホームステイ、学生寮、シェアハウスなど、さまざまな選択肢がありますが、それぞれにメリットとデメリットがあります。例えば、ホームステイは現地の文化を学べるメリットがありますが、食事や生活習慣の違いに戸惑うこともあります。一方、シェアハウスは費用を抑えられるものの、ルームメイトとのトラブルが発生する可能性もあるため、契約内容をしっかり確認することが大切です。

そして、英語の勉強に対する意識も重要です。せっかくオーストラリアに留学するのですから、現地の人々と積極的に交流し、英語を使う機会を増やしましょう。特に、日本人同士でばかり過ごしてしまうと、英語力がなかなか伸びないことがあります。語学学校や大学の授業だけでなく、日常生活の中でも積極的に英語を話すことで、短期間での上達が期待できます。

オーストラリア留学の費用目安~1年の場合~

オーストラリアに1年間留学する場合、学費や生活費を含めた総費用は約250万~450万円が目安となります。ただし、留学する都市や学校、生活スタイルによって大きく異なるため、事前にしっかりと計画を立てることが大切です。

まず、学費についてですが、語学学校の場合は年間120万~200万円程度が相場です。大学や専門学校に通う場合は、学費がさらに高額になり、年間250万~400万円ほどかかることもあります。特に、オーストラリアの大学は国際的に評価が高く、学位を取得する場合はそれなりの費用が必要です。

生活費についても見ていきましょう。オーストラリアは物価が比較的高いため、都市部に住む場合は特に注意が必要です。家賃の目安としては、シェアハウスなら月6万~12万円程度、学生寮やホームステイの場合は月10万~15万円ほどかかります。食費は月3万~5万円程度ですが、外食を頻繁に利用するとさらに費用がかさむため、自炊を心がけると節約につながります。

また、交通費についても考慮する必要があります。オーストラリアの主要都市では公共交通機関が発達しており、月1万~2万円程度の交通費を見込んでおくとよいでしょう。さらに、通信費(スマートフォンやインターネット)として月5000円~1万円ほどかかることが一般的です。

そのほか、海外留学生保険(OSHC)への加入が義務付けられており、1年間の保険料は約5万~7万円ほどです。また、娯楽費や交際費なども考慮すると、年間で30万~50万円ほどの予算を見積もっておくと安心です。

このように、オーストラリアで1年間留学するためには、学費と生活費を合わせて最低でも250万円以上の資金が必要になります。ワーキングホリデービザを活用してアルバイトをすることで生活費の一部を補うことも可能ですが、学業と両立できる範囲で計画的に働くことが重要です。


オーストラリア留学の費用目安~1か月の場合~

オーストラリアに1か月間程度短期留学する場合の総費用は、おおよそ40万~80万円が目安となります。短期間であっても、学費や滞在費、生活費などが必要となるため、事前にしっかりと準備をしておくことが大切です。

まず、学費についてですが、語学学校に通う場合は1か月あたり15万~30万円程度が一般的です。学校によっては、授業のコマ数やコース内容によって費用が異なるため、自分の目的に合ったプランを選ぶことが重要です。

滞在費ですが、ホームステイの場合は1か月で10万~15万円ほどかかるのが一般的です。シェアハウスを利用すれば、費用を少し抑えることができ、月6万~12万円程度で滞在できることもあります。ただし、短期間のシェアハウス契約は難しいことが多いため、事前に確認しておくとよいでしょう。

生活費については、食費が月3万~5万円程度、交通費が月1万~2万円ほど必要になります。外食が多いと食費が高くなりがちですが、自炊をすればコストを抑えられます。また、通信費としてSIMカードやWi-Fiの利用料が月5000円~1万円ほどかかることが一般的です。

さらに、海外留学生保険(OSHC)への加入が必要な場合は、1か月で約5000円~1万円ほどの費用がかかります。その他、娯楽費や観光費も考慮すると、プラス5万~10万円程度の予算を見込んでおくと安心です。

このように、1か月の留学でもそれなりの費用がかかりますが、短期間で集中して英語を学びたい人や、長期留学の前にオーストラリアの生活を体験してみたい人にとっては有意義な選択肢となるでしょう。ぜひ有意義なオーストラリア留学生活を!

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