台湾でクレジットカードを使う危険性 そもそも使える?持っていくべき?

台湾旅行に行く際に気になる一つが、クレジットカード事情です。どのくらい使えるお店があるのかということに加え、「そもそも安全に使えるの?」と抵抗をお感じの方も少なくないかもしれません。

そんなモヤモヤをお抱えの方へ、実態をお伝えしていきます。

目次

台湾でクレジットカードを使うのは危険か

結論から申し上げると、台湾でクレジットカードを使うことは、基本的には安全といえます。

台湾の都市部では、クレジットカード決済が一般的になり、ショッピングモールやホテル、レストランのほとんどで利用できます。さらに、主要な国際ブランドのクレジットカード、例えばVisaMastercardJCBなどは広く受け入れられており、観光客でも問題なく使用可能です。

こうしてクレジットカードが使えるお店というのは、各クレジットカードブランドが、クレジット(信用)という名に懸けて提携したお店ですから、安全性は高程度に担保されていると考えてよいでしょう。そんなお店で何かトラブルが起こった場合、各クレジットカード会社はきちんと補償の制度も整えています。あるいはクレジットカードに付帯しているサービスも含めて、海外旅行保険に入っていれば、その安心度合いはより高まりますね。

台湾でクレジットカードを使う際の注意点

不正利用などのリスク

ただし、海外でクレジットカードを利用する際は、いくつかの注意は必要といえます。いわゆるスキミングや不正利用の可能性は、どの国でもあり、台湾も例外ではありません。

たとえばATMを利用する際は、セキュリティが万全とはいえない場所での使用を避けることが重要です。人通りの少ない場所や古いATMは、スキミング被害に遭いやすいとされています。また、ATMに挿入する際には、カード挿入口やキーパッド周辺に不審な機器が設置されていないかを確認し、暗証番号を入力する際には手で隠すなど、慎重に行動することが推奨されます。

店舗でのクレジットカード利用時には、できる限り、カードが店員の手元から離れないように注意を払いましょう。きちんと信頼のおけるようなお店でない場合、カードを裏で処理するような行為があると、不正利用のリスクはゼロとはいえません。レジでの支払い時など、なるべく支払いが完了するまでカードから目を離さないようにしましょう。

クレジットカードが使えない店

そもそも台湾の夜市や小規模な店舗では、クレジットカードが使えないことが多く、現金が主流です。このため、クレジットカードだけに依存せず、必要な分の現金も常に持ち歩くことが大切です。特に現金でしか支払えない場所に備えて、少額紙幣や硬貨を用意しておくと便利です。

ということで、全体的には、台湾でのクレジットカードの使用は比較的安全ですが、適切な予防策を講じることで、さらに安全に旅行を楽しむことができるといえるでしょう。

台湾は治安がよく旅行しやすい国

台湾は旅行者にとって非常に安全な国であり、治安が良いことが知られています。特に台北や高雄などの主要都市では、昼夜を問わず安心して街を歩くことができ、犯罪率も低く抑えられています。観光地や商業施設には防犯カメラが設置されており、警察の巡回も行き届いているため、旅行者がトラブルに巻き込まれるリスクは極めて少ないです。

この治安の良さの背景には、政府や地域社会による防犯対策が徹底されていることが挙げられます。台湾の都市部では、特に観光客が多いエリアで警備員や警察が常時巡回しており、不審な行動をする者が目立たないような環境が整っています。また、台湾の住民は非常に親切で、旅行者に対してフレンドリーで助けを惜しまないことが多いため、何か困ったことがあれば、地元の人に相談することで解決策が見つかることも多いです。

一方で、観光地や夜市のような混雑する場所では、スリや置き引きなどの軽犯罪が発生する可能性があります。特に、夜市は地元の人や観光客で賑わう場所であり、混雑の中での不注意がトラブルを招くことがあります。パスポートやクレジットカード、現金などの貴重品は必ず体に密着させ、バッグのファスナーを閉めるなど、最低限の防犯対策を講じることが大切です。

また、台湾の公共交通機関は非常に発達しており、MRT(地下鉄)やバスは観光客にも利用しやすい仕組みが整っています。治安も良いため、女性の一人旅でも安心して利用できるでしょう。ただし、夜間の移動時や人混みの中では、貴重品をしっかり管理するなど、基本的な防犯意識は持っておくことが大切です。

総じて、台湾は治安が非常に良く、旅行しやすい国です。基本的な防犯対策を心がければ、安全で快適な旅行を楽しむことができるでしょう。

台湾でクレジットカードを利用する際の参考にしていただければ幸いです。

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