台北に泊まるならどこのエリア?コスパと利便性からオススメを紹介

特にはじめて台湾に旅行に行くという方の中には、「まずはどこのエリアからホテルを探せばいいのか…」とお悩みの方も多いことでしょう。「台北」と一口に言っても、けっこう広いですからね……。

そこで本稿では、コスパと利便性の両面から、おすすめのエリアについて、具体的なホテル名も含めてお伝えしていきます。

目次

台湾のホテルの基礎情報&注意点

人数ではなく部屋単位で料金が決まる

台湾のホテルでは、料金が「部屋単位」で設定されているのが一般的です。日本の宿泊施設では、人数に応じて料金が変動することが多いですが、台湾では1部屋の利用人数に関係なく、1部屋ごとの料金が設定されています。そのため、1人で宿泊しても、2人や3人で宿泊しても同一料金が適用されることが多いです。

この料金体系は特に家族旅行や友人同士のグループ旅行でお得です。例えば、3人で宿泊できるトリプルルームを利用した場合、1人あたりの宿泊費が非常にリーズナブルになることがあります。一方で、ホテルによっては定員を超えた宿泊者に対して追加料金が発生するケースもあるため、事前に確認しておくことが重要です。

また、部屋の広さやベッドの数が異なるため、人数に応じて適した部屋を選ぶことが必要です。人数を超えて無理に宿泊すると、快適さが損なわれることもあるので注意しましょう。

部屋着やアメニティに注意

日本のホテルで慣れているサービスが台湾では標準で提供されない場合がありますので、準備を怠らないようにしましょう。

代表的な例は、部屋着です。台湾の多くのホテルでは、日本のビジネスホテルのように部屋着が用意されていないことがあります。そのため自分でパジャマや部屋着を持参することをおすすめします。それなりに高級感のあるホテルでない限り、部屋着が提供されない場合が多いので、事前にHPなどで確認できると安心です。

また、アメニティに関しても、日本のホテルに比べて充実していない場合があります。歯ブラシやスリッパは用意されていることが多いですが、使い捨てのカミソリや洗顔料などは提供されないことが一般的です。そのため、自分が必要なアイテムは事前に持参することを心がけましょう。

台北に泊るならどこのエリアから選ぶべき?

西門エリア

コスパを重視した宿泊先を探している方にまずご紹介したいのが、西門エリアです。この地域は年輩や親子連れの旅客が丸ごと楽しめる、台北の「原宿」と呼ばれるポップなスポットです。西門駅はMRT板南線が通っているため、台北駅や他の主要エリアに簡単に移動できます。非常に賑やかな都会なので、夜までしっかり楽しめる街なのですが、ホテルはリーズナブルなところもけっこうあるのが特徴です。

コスパの良いオススメホテルは以下の通りです。

  1. ヴィアホテル 西門:西門駅から歩いてわずか4分という便利な立地。Sealyのベッドを全客室に使用し、フッカフカな寝心地を得られます。
  2. ホテル パパ ホエール:文化的なインテリアが見どころのモダンなホテルで、割安価格でデザイン性もあり、こころよく評価されています。
  3. 西門ホテル(西門大食堂):比較的安価な価格で、大学生や年輩の旅客にも好きなカジュアルな風邪が自慢のホテルです。

台北駅周辺

台北駅周辺エリアは、台北市内で最もアクセスが良いエリアの一つです。MRTの複数の路線が交差する交通の要であり、観光地への移動や遠方への鉄道アクセスにも便利です。このエリアは台北の中心部に位置し、多くの飲食店やショッピングモールが立ち並んでいます。MRT淡水信義線や板南線が通っており、市内外の観光スポットへの移動がスムーズです。

一方で、徒歩で5分以上離れた場所にはハイコスパなホテルがたくさんあるので、意外に安く泊まれるのです。

コスパの良いオススメホテルは以下の通りです。

  1. シチズンM タイペイ ノースゲート:MRT北門駅から徒歩5分で、台北駅へも徒歩圏内。モダンなデザインと快適な客室を提供しており、24時間対応のスタッフで安心して宿泊できます。
  2. モシャマンラホテル 台北駅:台北駅から徒歩8分と非常に便利な立地にあり、内装は昭和風で懐かしい雰囲気を楽しめます。宿泊料金が手頃で、清潔さも高評価です。
  3. コスモスホテル台北:台北駅南側に位置し、観光やショッピングの拠点として理想的です。中程度の価格帯で、日本語対応可能なスタッフがいるため、日本人旅行者に人気です。

中山エリア

中山エリアは、日本人向けの飲み屋なども多く、日本人旅行者に人気の高い地域です。MRT淡水信義線や松山新店線が通り、観光地へのアクセスが便利です。特にショッピングや飲食が充実しており、高級志向からリーズナブルな選択肢まで多様な店舗があります。中山エリアは、夜間も活気がありつつ落ち着いた雰囲気を併せ持つバランスの良いエリアです。

コスパの良いオススメホテルは以下の通りです。

  1. タンゴホテル 台北南西館:中山駅から徒歩圏内にあり、スタイリッシュな内装と充実した設備が特徴です。価格も手頃で、落ち着いた滞在を希望する旅行者に向いています。
  2. アンバサダーホテル台北:日本語対応のサービスを提供しており、安心して滞在できます。比較的お手頃な価格で、快適さと便利さを兼ね備えています。
  3. ホテルグレイスリー台北:中山エリアの中心に位置し、日本人のニーズに応えるサービスが豊富。観光やショッピングを楽しむのに便利なロケーションです。

忠孝新生駅エリア

最後に紹介するのは忠孝新生駅エリアです。忠孝新生駅は、MRT板南線と中和新蘆線が交差するポイントに位置しており、アクセスの利便性が非常に高いです。特に、このエリアは比較的新しいホテルが多く、清潔感のある宿泊施設が充実しています。主要観光地へ簡単にアクセスできるため、観光やビジネスにも便利です。

コスパの良いオススメホテルは以下の通りです。

  1. MGH 三井ガーデンホテル 台北:忠孝新生駅から徒歩圏内にあり、シンプルで清潔な客室が魅力です。日本の三井グループが運営しているため、サービスの質が高く、日本よりもリーズナブルな価格で宿泊できます。
  2. ホテル グレイスリー 台北:忠孝新生駅から徒歩数分の位置にあり、現代的で落ち着いた内装が特徴。手頃な料金で快適さを提供し、多くの旅行者に支持されています。
  3. ホテルレゾナンス台北:観光客に人気のホテルで、現代的な設備と清潔感があります。近くに人気の朝食スポット「阜杭豆漿」もあり、朝から台北のグルメを満喫できます。

忠孝新生エリアは、新しい施設が多く、設備が整っているため、快適でスムーズな滞在が期待できます。観光の拠点として、またはビジネス利用でも非常に使いやすいエリアです。

まとめ

もちろん、どの観光地に行くかによって、それぞれ一番合う場所は変わってきます。満足のいくまでお調べいただき、ぜひ充実した台湾滞在を!

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