就活の時期はあっという間にやってくるもので、「就活が終わってから留学ってできるものかな?」と考える人は意外と多いんですよね。
「学生時代に留学したいと思ってたから、内定後がラストチャンスかな」「内定は出たけど入社まで時間がある」「卒業後に語学力をつけたい」など、理由はさまざまですが、今回は、就活後の留学のパターン、そして失敗しないための確認ポイントなどについて詳しくお伝えしていきます。
就活後の留学は十分可能

就活の時期が早期化する中、就活が終わった後に留学することも十分可能といえます。もちろん内定をもらう時期にもよりますが、現実的なところでは、1か月程度の短期留学から、最長では半年程度のしっかりした留学も可能でしょう。
内定後〜入社前の留学
たとえば夏に就活が終われば、半年程度海外に滞在した上で、卒業式や卒業旅行のシーズンに帰ってくることも理論上は可能です。秋学期の始まりにあわせて、半年程度滞在するのもアリですね。あるいは余裕をもって、10~12月の3か月滞在というプランを組むことも可能です。
短期の場合、語学学校に2〜12週間通う短期留学や、渡航型インターンシップ(ビザ要件を満たす範囲で)などが代表的ですが、向こうの大学と調整して、大学の授業に入ることも可能ですね。
ただし、就職予定の会社の入社前研修や内定者イベントのスケジュールは確認が必要です。100%必須ではないにしても、たとえば10/1には内定式が行われるのが通例ですので、これに出なくてもいいのか等の確認は人事としておきたいですね。あるいは会社によっては入社前の長期海外滞在に対する規程や慣行が異なるので、やはり人事との事前の調整は必須ですね。
入社後の休職留学
ちなみに、入社後に休職して留学する手もあります。
休職制度の有無、学費補助、社内規程によって実現可能性が大きく変わります。キャリア上の説明責任も求められるため、制度の確認と上司への相談は必須といえるでしょうか。
入社直後ではなく数年の実務経験を積んだ後であれば、MBA取得や専門スキル習得などの目的と結びつけやすくなりますね。
一応選択肢としてお示しだけしておきます。
失敗を避ける確認ポイント

就活後の留学はスケジュールがシビアになりやすいため、いくつか注意しておきたい事項があります。
準備自体は就活前から
留学中にお世話になる語学学校、大学、寮を選んだり、受け入れの調整を行ったりするには、どうしても時間がかかります。パスポートやビザ、会社との調整など、自分自身の準備もすぐにできるものではありません。
よって、就活が本格化して忙しくなる前から、留学エージェント等に相談をしておく必要があるといえます。内定をもらった後に相談に行ってもすぐに渡航できるわけではありませんから、まずは相談をしてどんなプランを組むのが現実的か、ある程度の目途を立てておくのは絶必だといえるでしょう。
もちろん、所属する大学に相談したり、個人で調整したりすることも可能ですが、イレギュラーな留学については大学も対応しづらいですし、まして個人で滞在先などを調整するのはかなりの難易度になります。人生における大事な機会ですから、より自分に適した留学環境を整える意味でも、エージェントを利用するのが現実的といえるのではないでしょうか。
エージェント選びの基準
留学エージェントを使う場合、選び方そのものが成功の鍵になります。
日本学生支援機構(JASSO)は、複数社比較を基本とし、情報公開度、提携校の根拠、現地委託の有無、契約・料金・責任範囲などを確認するよう推奨しています。
留学サービス審査機構(J-CROSS)の認証を受けている事業者は、一定期間のクーリングオフ対応や出発90日前まで学費等を請求しないルールがあるため、目安として使えますね。ただしJ-CROSS自身も認証事業者の中から最低2〜3社に相談することを推奨しています。
また、留学あっせんサービス全体を包括的に規制する法律がなく、原則クーリングオフが適用されない点も知っておく必要があります。消費者庁も、見積書での内訳把握、支払時期、返金規定の確認などを具体的に助言しているため、契約前のチェックは慎重に行いたいところです。
エージェントを選ぶ際は、以下の記事も参考にしてみてください。
ということで、就活後に留学をする現実的な方法、失敗を避けるための確認ポイントをお伝えしてきました。
タイミングさえ間違えなければ、留学は十分に実現可能な選択肢です。まずは自分がどのパターンに当てはまるかを整理して、必要な情報を集めるところから始めてみてくださいね。